業務用タオルに名入れしてもらうにはどうやって注文すればいいの?
企業の販促品や粗品として配布されることが多いタオルですが、普通のタオルではなく、企業名やロゴが印字されているものを見かけたことがある方は多いでしょう。このようなタオルはどのようにして注文すればよいのでしょうか。この記事では、ノベルティのタオルについて紹介します。
タオルには社名や施設の名前が入れられる!
販促用や粗品のタオルは、企業オリジナルのものを制作できます。企業オリジナルのタオルは、宣伝効果が高く、企業PRにつながります。年末年始のお年賀として渡す、挨拶まわりの際に粗品として配布するなど、さまざまな使い方ができます。
タオルはよく使うモノなので、貰うと助かるアイテムということで人気も高いです。また、ノベルティで制作する場合、大量生産で費用を抑えることができるという点も魅力でしょう。
タオルの種類と選び方について
業務用のタオルを制作する前に、タオルの生地の種類を知っておきましょう。
パイル生地
一般的に市販されているもののほとんどがパイル生地のタオルといわれています。パイル地は、糸がループ状に織られていてふんわりと優しい肌触りになっているのが特徴です。しかし、パイル地部分は印刷に適していないことから、名入れタオルでは、パイル地の中で平地になっている部分にプリントが施されるようになっています。
シャーリング生地
シャーリング生地は、片側のパイルの部分をカットしているので、表面が平らでなめらかです。プリントしやすくなっているので、全面にオリジナルデザインを施したい場合は、こちらのタオルが適しています。
人気のタオルのサイズは?
業務用のタオルで人気のあるサイズは、顔を拭いたり手を拭いたりする時に使われるサイズです。およそ34cm×86cmが定番の大きさで、厚みは200匁が人気です。匁とは、タオルの単位のことを指し、タオルの重さをあらわしています。200匁は、一般的な厚みで、およそ62.5gです。
高級感のあるタオルに仕上げたい、すこし厚手にしたいという場合は、220匁がおすすめで、記念品など特別なタオルにする場合は、240匁が推奨されています。200匁は、一般的な厚さではありますが、価格がリーズナブルな割にしっかりとした生地になっているので、通常の粗品や販促用であればこちらの厚みで充分です。
名入れタオルを作る際のポイントとは
名入れタオルを作る際、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。はじめて注文する際は、色々と悩んでしまうことも多いでしょう。ここでは、はじめて名入れタオルを製作する際におさえておきたいポイントについてまとめておきます。
タオルに何を印刷するのか決める
業務用のタオルに印刷される情報は、会社名、住所、電話番号、会社ロゴ、会社のイメージキャラクターなどがあります。しかし、これらをすべて入れなければならないわけではありません。ロゴ無しの場合もあるうえ、カラフルなイラストを入れるケースもあります。注文先によって、ロゴは別途費用がかかり、使用する色の数で費用が変わるということもあり、予算に合わせて依頼する必要があるでしょう。
文字を入れる場所を決める
文字入れの場所も、依頼する会社により異なります。どの位置に文字を入れればより素敵なタオルになるのかバランスを考えましょう。オリジナルデザインを相談できる制作会社もあるので、そのようなところに依頼すれば、プロのデザイナーのデザインも提案してもらえます。
書体を選ぶ
オリジナルデザインのタオルは書体も選べます。書体に関しては、選べるものが依頼する会社によって異なることが多いですが、基本の書体はゴシック体・明朝体・行書体などが多く、書体によって雰囲気は異なるので、どのような雰囲気に仕上げたいのか決めて書体を選ぶとよいでしょう。
文字の色を選ぶ
文字の色も選ぶことができるので、イメージに合わせて選ぶのがおすすめです。会社のイメージカラーを選ばれる企業が多いため、イメージカラーがある場合はその色にするとよいでしょう。文字が目立つようにしましょう。
発注数量を決める
大量に注文することで、価格は安くなりますが在庫が余ってしまっては困ります。できるだけ在庫が残らないように数量を決めましょう。後から追加発注も可能なので、最初は少なめに注文するのがよいです。少なめにしておけば、後でデザインを変えたい場合も、在庫がなくなっていることが多く変えやすいでしょう。サンプルを貰える場合は、サンプルを依頼するのがおすすめです。
まとめ
業務用タオルを注文する際のポイントや、業務用タオルの選び方についてお伝えしました。業務用タオルは、同じ素材を選んでいてもデザインで見た目が大きく変わります。どのような雰囲気のタオルを作りたいのかよく検討して注文するようにしましょう。サンプルを作成してもらうことができる会社もあるので、そのような会社だと事前にデザインを確認できて安心です。